美弥るりかのいない宝塚に寄せて…

スポンサーリンク

 

すすり泣きと嗚咽が聞こえてきそうなネット界隈で、そうだ、今日で美弥るりかが退団するのだったと気づきました。

僕がこれを書いている時点で、日本時間は6月10日になったばかり、深夜12時半を過ぎています。そして宝塚歌劇団月組のスタープロフィールからは、昨日9日のうちに美弥るりかの名前が消えていました。千秋楽の舞台が終了すると同時に、彼女は宝塚歌劇団に在籍していないということなのですね。

宝塚自体は「永遠」かもしれませんが、生徒さんたちの在籍は永遠ではありません。いつかは散る花だからこそ美しく咲き誇るのでしょう…。Twitterやブログでその想いを綴るファンたちの言葉を読んでいたら、僕もなんだか切なくなってきてしまいました。

2番手での退団という衝撃は、美弥るりかの最後の舞台の微笑みで相殺されるかもしれません。それでも、彼女の「男役」としての舞台はこれが最後です。もうあの妖しい雰囲気と颯爽とした流し目を見ることはありません。

ただし、退団してからまた新たに別の場所で咲き誇る花もあります。
彼女のファッションセンスが抜きん出ていることは出待ち入待ちの写真をみるだけでもよくわかりますし、また外の芝居の世界でその可能性を試してみることもできるはずです。実を言うと、僕は彼女の妖艶な女性としての芝居を観てみたいと思っているひとりなのです。

美弥るりかの未来の光はもうすぐ差し始めることでしょう。
それを楽しみに…17年間、お疲れ様でした。

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村ランキングに参加中。クリックしていただけると嬉しいです。

コメント