美弥るりか最後のカフェブレイク:本当にスキンヘッドに挑戦してほしいかも…

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月組の東京宝塚劇場公演が始まりました。あと数週間で七海ひろきに続いて美弥るりかが退団します。89期が段々と少なくなってくるのが寂しいですね…。

さて、遅ればせながら5月17日の「TAKARAZUKA CAFE BREAK」で美弥るりかを見ました。

 

美弥るりかの独特の「華」

美弥るりかというと「1789」や「アーサー王伝説」そして「BADDY」などの妖しい雰囲気が思い出されます。つまり僕にとっての美弥るりかは、「宝塚男役」という枠にはまらない彼女独特の「華」をふりまく舞台人なのです。

大きな瞳からの流し目には年齢と性別を超えたセクシーさがありますし、華奢な身体ながら柔軟なバネでダンスもこなします。

前記事でも書きましたが、宝塚を退団した男役たちは速度の差こそあれ、段々と雰囲気が女性らしく変わっていきます。男役として抑えられていたファッションなども試してみたいでしょう。

美弥るりかの場合、僕はあまり変わらないのではないかという気がしています。それほど彼女の雰囲気のインパクトが強いからです。

ファッションにも造形が深く、スカートこそ履かないものの、その自由自在なファッション感覚は彼女独特であり、失礼ながらかなり画一化している男役たちの普段の洋服とは違います。

 

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スキンヘッドと夏木マリに惹かれる美弥るりか

CAFE BREAKのオープニング部分「美弥の8」での質問「いま一番挑戦してみたいこと」に「スキンヘッドです」と答えて中井美穂をびっくりさせていました。

ただしそのあとに「憧れの人は?」という質問に「夏木マリさんです」と答えたとき、ああこの方向かな?と思いました。

夏木マリと言えば、僕のようなジジイには「絹の靴下」を妖艶な振り付けで歌った若い頃が思い出されますが、その後一旦芸能界から姿を消し、戻ってきてからは多彩な才能を披露している芸能人です。年をとるにつれてどんどんと芸の幅も活動もひろがる人で、最近では尼さんの格好のスキンヘッド姿でCMに登場していました。

彼女も派手な顔立ちで60歳を過ぎても魅力的、そのスキンヘッド姿も妙にセクシーで袈裟を着た姿とのアンバランスさが印象に残ります。さらりとした顔立ちだと袈裟に負けて本当に尼さんに見えてしまいますから。

美弥るりかのように目鼻立ちのはっきりした美しい顔には、こうしたスキンヘッド姿がとてもよく似合うような気がするのです。番組の中でも「宝塚では髪を酷使していたから、一度原点に戻ってリセットしてみるのもいいかも」というようなことを言っていました。

やってほしいなあ…そして髪が伸びてきたら金髪に染めたり、とか。

 

舞台に残るか、全く別の方向に進むのか

彼女がどんな方向に進むのかは、もちろんまだ未知数です。でも、七海ひろきと同じく「何かやってくれる」という期待がふくらみます。

舞台に残ってあの独特の妖しい雰囲気をふりまいてほしいとも思いますし、ファッションアイコンとして伸びてほしいとも思いますし、また全く新しいことに挑戦するかもしれない、とも思います。

スキンヘッドだけではなく何か見せてほしい、と早くも「美弥るりかの今後」に思いを馳せています。

 

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