「宝塚バトン」ようやくこれにて一件落着、舞台化してほしいのは…

宝塚あれこれ
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「宝塚バトン」もようやく終わりに近づいてきました。
長いブランクのせいで答えられない質問などもあります。

8)好きな演出家はどなたですか?
よくわかりません。
他の方のブログを読むと、皆さん演出家の特徴などをよくとらえていてビックリしますが、僕はそこら辺はあまりよく見ていないのかもしれません。すみません。

9)退団が惜しかったジェンヌさんを挙げて下さい
またもや安奈淳です。
僕が生涯でたった一度だけファンレターを出したスターです。それも退団するときに。娘役としても男役としても、本当に素敵でした。

だから新しく出た「麗人 Season 2」で昭和歌謡曲の「男歌」を歌う安奈淳のメイキング映像を見たとき、何だか涙が出そうになりました。今も美しくカッコよく、そして「黄昏のビギン」をしみじみと。買ってしまいましたよ、もちろん。

10)宝塚を鑑賞した事のある劇場を全て挙げて下さい
東京宝塚劇場、国際フォーラムだけ。ですから、夢は宝塚大劇場に行くことです。

11)宝塚関係の書籍はどのくらい購入されていますか?
昔は歌劇や宝塚グラフを読んでいましたが、書籍は買ったことがありません。今は住んでいるのが海の外なので、全く読んでいません。

12)最近キャトルで購入されたお気に入りの品を自慢して下さい
キャトルってなんですか?

13)宝塚で舞台化してほしい作品とそのキャストを考えて下さい

グリース
言わずと知れたジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンで映画化されたミュージカルです。1960年代の高校生活を背景に楽しい歌とダンスが沢山出てきます。そりゃ僕は北翔海莉が好きですが、これだけは若さあふれるシーンが主ですので、本当に若い新人たちに演ってほしいなあ…またはバウホール公演とか東京フォーラムなどで。
といっても、古いファンで「出戻り」の僕にはまだ「今の将来有望な男役娘役」なんて見当がつきません。どなたか、助けていただけませんか?

チャールダッシュの女王
中学高校の吹奏楽部がよく出し物としてやるセレクションです。実は僕は高校のときに吹奏楽部でクラリネットを吹いていたので、この曲は僕もよく知っています。こちらは2009年度全日本吹奏楽コンクールのときの北陵中学校の演奏。これで銅賞だそうです。全国大会ってスゴイんだなあ。

ヨーロッパに住んでいたときにウィーンで初めてこのオペレッタを全編観劇しました。そして「メリー・ウィドウ」とともに僕の大好きなオペレッタのひとつになりました。

エメリッヒ・カールマン作曲のこの「チャールダッシュの女王」は三幕の喜歌劇で、ハンガリーのブダペストでチャールダッシュ(ハンガリーの民族音楽)の女王と呼ばれる歌手シルヴァと侯爵の息子エドウィンの恋物語です。エドウィンは10週間のうちにシルヴァと結婚式をあげるという結婚誓約書を書いているのですが、両親は彼の従姉妹であるシュターシとの結婚を勝手に決めてしまっています。そしてシルヴァはアメリカ公演に旅立ちますが、その間にエドウィンが兵役から戻ると、すでに両親は彼とシュターシとの婚約式の準備をしています。

そこへ現れたのがアメリカから戻ったシルヴァ。エドウィンの親友ボニと示し合わせて彼の夫人としてその婚約式に出席します。一方別にエドウィンを愛しているわけでもないシュターシは、そのボニと婚約式で恋に落ちてしまいます。

エドウィンからも彼の父からも「ボニ夫人として上流社会の地位を約束されてから離婚して、エドウィンと再婚しろ」と言われたシルヴァは怒ってその場を去ります。そんな見せかけの地位よりわたしのほうがずっと価値があるわ、と。

さて、エドウィンのもう一人の友達フェリは、ウィーンのホテルでブダペストからまたアメリカ公演へと向かうキャバレー劇団と一緒にいます。もちろんシルヴァもその劇団員のひとりです。そこへ皆が現れると、フェリはエドウィンの母の顔を見て驚きます。彼女はシルヴァが売れる前にそのキャバレー劇団のトップ歌手として有名だったからです。彼女は退団してからエドウィンの父と結婚したのです。こうなるともう誰もエドウィンとシルヴァの結婚に反対することはできません。そして、ここでエドウィンとシルヴァ、そしてボニとシュターシのカップルが出来上がり、めでたくハッピーエンドとなります。

歌やダンスがとても楽しく、観劇後には足が軽やかになるほど楽しいオペレッタです。どうでしょう。

これを宝塚で演ったら、誰がエドウィンかなあ。僕は北翔海莉のエドウィンと星条海斗のボニで観てみたいと思います。もちろん妃海風のシルヴァで。オペレッタですから歌が上手くなくてはならないのですよ。

でもすでに「こうもり」の上演が発表されているから、またオペレッタというのは無理かもしれませんね。

こちらが、ハイライトです。楽しくて元気が出ますし、観客の笑顔が目に見えるようです。アンコールも何回もやっちゃって大変です。

皆さんはどう思われますか?

14)もし1日だけジェンヌになれるとしたら、何の役がしたいですか?
「王家に捧ぐ歌」のファラオ。
あの人工的なヒゲをつけて強く「目張り」を入れてみたいです。
「心中・恋の大和路」の亀屋忠兵衛。
最後の心中のシーンがあまりに美しくて、あの真っ白な布をひいた階段を滑って落っこちないように登ってみたいです。

15)ここで思いついた宝塚ソングをどうぞ
ふぉ〜えば〜、たから〜づかふぉ〜えば〜♪
るぽわぞ〜ん、るぽわぞ〜ん、あいのあいのびやく〜♪
どちらも最後まで歌えます。えへん。
先の記事で「ザ・レビューII」も「ル・ポワゾン」も通して見てしまったので、記憶がリフレッシュされてしまい、今もこのふたつの歌がアタマの中で響いています。

16)5人の宝塚友達に回して下さい
いやー、宝塚友達と言われても…。
何人かは僕のブログを読んでくれているようですので、その数少ない方々でご興味がおありでしたら、どうぞよろしくお願いします。
さて、やっと終わりました。ショーに関してはまだ書きたいことがありますが、いずれにせよ僕のようなオールドファンはまたそういう古い公演を取り上げて記事にするでしょうから。

シエスタさん、お誘いいただいてありがとうございました。楽しかったです。
そして、最後まで読んでくださった方々、お疲れ様でした。

 

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