先月の出張で忙しいスケジュールの合間に観た舞台のひとつが、「ミー・アンド・マイガール」でした。
その観劇については先日すでに記事にしましたが、花乃まりあについても少々触れています。観劇以前に読んだブログ記事では批判的ばかりが目について、一体彼女のどこがそんなに辛辣な記事を書かせるのか僕にはわかりませんでした。
花乃まりあの演じたサリーは、その情感をたたえた演技でビルへの想いをしっとりと表現していて、歌も無難にこなしていましたし、何がいけないのかと劇場をあとにしてからずいぶん首をかしげました。
北翔海莉に対してもそうですが、容姿に関して意地悪く叩くというのは最近の宝塚の風潮なのですか。
僕が東京で宝塚の舞台のファンだったころは、もちろんインターネットもありませんでしたし、誰もが公にそれも匿名で何かを発信することは考えられませんでした。仲のよいグループやファンクラブで生徒たちの容姿について好みを語ることはあったかもしれませんが、それが活字となって残り、いつまでも人の目に触れることはありませんでした。
もうひとつ、気になったのは「96期生」という言葉でした。僕は事件を知りませんでしたからもちろん調べましたが、それでも名前が出ているのは憶測でものを書くブログばかりでした。それなのに、なぜ花乃まりあや咲妃みゆなどの「娘役」ばかり容姿のついでに叩かれるのか。それも僕にはわかりませんでした。
花乃まりあが退団するというニュースを聞いたとき、「これで彼女は宝塚という枷から放たれるのだろう」と思いました。まだ若い彼女にはこれから外の舞台や他の分野でも活躍する機会があるでしょう。狭い宝塚で、それも娘役という「男役を立てながら自分を輝かせる」という難しい制約をくぐり抜けてきたのですから、その経験を活かしてもっと自由な世界へ羽ばたいてほしいと願っています。
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コメント
私も同感です。
ペンフレンド募集のコーナーに、住所、名前を堂々と載せていた時代が懐かしいです。
匿名であっても 文章に その人の人間性が表れるという事を わかってないのか、別にどうでもいいのか?
便利な世の中になればなるほど、人間としての品格が 薄れていってる気がして、自分も含め 気をつけなければ…と思います。
ストレッチ友理子さん、こんばんは。
> ペンフレンド募集のコーナーに、住所、名前を堂々と載せていた時代が懐かしいです。
ああ、そうですよね。雑誌のペンフレンドコーナーがありました!僕も懐かしいです。
匿名というのがこんなに広まったのは、ネットのせいなんです。そう言えばみんな本名でした。
僕も好き勝手なことを書いていますが、常識と品性だけは失わないように気をつけたいと思います。
ヅカメンさんの書いてらしたように
他人の中傷や批判の文章は読んでも楽しくないので 見ないに越したことありません。
人それぞれに価値観は違うし ご贔屓の方がそれぞれにいて当然だと思います。
だからと言って 人の悪口や批判をするのは ご自分だけではなく ご贔屓のスターさんの品位を下げる事になりますね。
ところで昨晩「one voice」の初日、千秋楽の映像をやっと見つける事が出来ました^o^
たしかに ミチコさんのメークがいつもと違っていて 大人びた印象で綺麗でした。
DVDの発売が待ちどうしいです
ミチコさんは顔立ちが整っていて 綺麗な人だと思います。
ミュージックパレットで見せた ちょっと女性的な姿も魅力的でした。
ヅカメンさんの記事をよんで 来週は東京国際フォーラムのCHICAGOのチケットをとってしまいました。
楽しめるといいです。
さえぽんさん、こんばんは。
OneVoiceのときの北翔海莉は初日と千秋楽はCHIHARUさんにメイクを演ってもらったらしいですよ。綺麗でした、本当に。彼女は普段はとてもフェミニンで優しい印象なので、男役から離れても絶対外の世界で頭角を現すひとだと思います。
おお、CHICAGOを観劇されるのですね!
僕は宝塚OGのの実力を見せつけられたような気がしました。もっとこういう舞台を作ってほしいです。
どうぞ、楽しんできてください。