「GUYS & DOLLS」は、過去に3度観たことがあります。最初は1980年代半ばに大地真央と黒木瞳のコンビで、そしてロンドンで、最後はこちらオーストラリアで。
僕の大好きなミュージカルのひとつです。
今年、宝塚では星組北翔海莉のお披露目公演演目だったのですね。もう終わってしまったけれど。残念。
例によって僕は北翔海莉という新しく星組トップになった男役を知りませんでした。そして、彼女が全ての組と専科を経験した強者だということも。
何しろ、歌が上手い。ハリのある歌声は舞台で響き渡るためのもの。「初めての恋」を聴いて、僕はウーンと唸ってしまいました。なんでこのひとは今までトップにならなかったのだろう…不思議だ。容姿、歌、芝居、そしてダンスも申し分ないというのに。もしDVDが発売されたら、さっそく購入したいと思います。
いいなあ、北翔海莉。
さて、本場のブロードウェイで1992年から1995年に渡って上演されていたこのミュージカルは、トニー賞を4つもかっさらっていったそうですが、そのトニー賞会場でのパフォーマンスがYouTubeにも残っています。史上最高と言われた舞台のものでした。
主演はネイサン・レイン、独特の顔と演技で映画俳優としても有名です。そして、アデレイドはフェイス・プリンスという舞台女優です。
このシーンは、GUYS & DOLLSを観たひとなら誰でも知ってますが、この歌でこんなに笑えるとは誰も思わなかったでしょう。何という息のあった素晴らしいパフォーマンス。同じ歌でも、それぞれの舞台演出でこれだけ違うんですね。
まさか、アデレイドがネイサンをボコボコに叩きのめすとは…。
こちらも有名なシーン。
さすがトニー賞を4つもとるだけあって、目を奪われますね。でも、こういうのを見るとナマの舞台に勝るものはないよなあと実感するのです。
ああ、早く一時帰国でもして宝塚の舞台が観たいと思うのはこんな時です。
にほんブログ村ランキングに参加中。クリックしていただけると嬉しいです。
コメント