10月21日星組東京宝塚劇場公演の初日映像を見ました。
もうすでに1週間たってしまったのですね。
初日映像や千秋楽映像では、カーテンコールで幕が降り始めると、北翔海莉がいつも声には出さず口パクで「ありがとうございました」と言っているのがわかります。今回の初日映像でも唇がそう動いていました。
僕はこの映像を見るといつも何だかしんみりとしてしまいます。
幕が降りるまで客席に向かって感謝を伝えている彼女の姿には、会場が一体となった臨場感を最後まで観客と共有できたことへの心情が現れているからです。
「一期一会」(いちごいちえ)という言葉があります。ひととの出会いは一度きりのものと心得て誠意の限りを尽くす、という茶道のお茶会の心得から来ています。
北翔海莉の舞台を観ていると、まさにその心得を実践しているような清々しさを感じます。
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コメント
こんにちは。
胸が痛いです。
涙→鼻水→滂沱の涙→しゃくり上げそうになる→
堪えると変な音がでそうになる→
なのに舞台上からがんがんだめ押ししてくる→涙→鼻水…
このループに延々はまり、劇場を後にする頃には精根尽き果て、
最後には胸の筋肉をやられました(苦笑)
舞台を観に行く時には、どの日程なら
演者のやる気や練度に外れがないか気になるのですが、
zukamenさんのおっしゃるように北翔さんの「一期一会」には
絶対外れはないんだろうな…と確信できる観劇でした。
最初は芝居のテンポが速く、薩摩弁も聞き慣れないので
ついていけるかな?と不安になったけれど
あっという間に引き込まれてしまいました。
それはどの役者…生徒さんも、台詞を言うのではなく
役を掘り下げ役に生き、今この瞬間必要だからこその言葉なんだ!
というのが伝わってくるからだと思うのです。
今回かなり前方の席だったので、ドキドキしながら
銀橋を行く北翔さんを見つめていたのですが
「こんなに綺麗な人なのか!!!!!!!」と
今さらながら本気で度肝を抜かれました。
衣装の着こなしに見え隠れする細い体の線や、
一本筋の通った立ち居振る舞いもあいまって
その「顔」の美しさたるや…
「ロマンス」の「初恋」のシーン、軽くジャンプしての着地で
タンッ!と重量を感じる足音が聞こえた…その時まで
実存を疑ったくらい(笑)
そして男役としての凄み。
風ちゃんがいてくれてさらにその魅力が増す…
というのは、DVD観劇でも解ったのですが
「桜華」で風ちゃん演じる吹優さんと、勉強にきた半次郎が
二人きりで向き合ったそのとたん、「男の匂い」が
北翔さんから放出されたのです。すごい勢いで。
映像や写真じゃ絶対に伝わらないものがある。
それは「その場の空気を巻き込んだ一瞬」に起こる奇跡…
そんな気がします。
組子全員が同じ熱量で挑む舞台。
その熱を引き出し、受け取り、さらに昇華させるトップスター。
打ち上げられた花火から、怒濤のごとく終焉に向かった芝居の後には
ほのかに彩られたロマンチックなショー。
全てのバランスが絶妙だったと思います。
最後の「エアありがとうございました」も
生で観るとあまりにも幸せ感満載で、
なんだかもう仏像でも拝んでいるような気持ちになりました(笑)
こんなにも「綺麗な人」が存在したこの瞬間に
立ち合えて本当によかったです。
日和香さん、こんにちは。
観客を観劇後に日和香さんのような気持ちにさせて送り出すのは、北翔海莉と組子たちにとっての一期一会なのでしょうね。素晴らしい舞台のようで、お話を読んでいて僕まで嬉しくなりました。熱気が伝わってくるようです。
みっちゃん、僕も美しいひとだと思います。
なぜ他のひとのファンがその容姿を叩くのかわからないくらいです。
zukamen様も気付いてらしたんですね。北翔さん、フィナーレの階段降りの際の「ありがとうございました」はいつも話題になってましたが、幕が下りるまでのご挨拶はあまり触れられていなかったように思うので…。トップになられてからだとは思うのですが、私はこうもりを観劇した際に気付いて、素晴らしい人だな、と感動しました。幕が下りるまで、ずっと、なんですから。他に上手と下手にご挨拶される際もおっしゃってますね。北翔さんは舞台の実力は勿論、こう言う人間的な本質の部分で心打たれる所が多くて。あ、私も北翔さんのルックス、大好きです。綺麗な方だな、と思います。可愛いなぁ、て思う事も多いですけれど。(素顔は童顔だと思うんですよ。)めちゃくちゃ細いですし、色々と叩く意味が分かりません…。
みっちゃんは本当にまっすぐでピュアなスターです。
蘭とむさんがみっちゃんのことを「子供のように突き進んでいく」
とwowowのプルミエールで表現されていた通り
本当に純粋な少女のようなまっすぐな心のまま、ここまで
来られた人だと思います。
楽屋口で近くで拝見した時も想像以上に少女で驚きました。生身の人間とは思えないほどでした。
いつごろからかわかりませんが、結構下級生の頃から「ありがとう」と口パクでいつも最後に言ってくれていましたし、
今もそれは変わりませんよね。
でも昔よりも今の方がもっとそんな気持ちが強くなっておられるのかもしれないとは思います。
10月になってから、ちらほら表に出るようになってきた「専科時代何度も辞めようとしていたら、誰かに止められた」ことがあったからというのは、理由の一つでしょうね。
先日の大劇場でのサヨナラショーの前、組長が読まれたみっちゃんのメッセージを聞いても思ったのですが、宝塚を知らずに入ってしまったみっちゃん、確か当初反対していたお父様にも「あんなに宝塚に入りたくて入りたくてずっと準備をしてきた大勢の子たちが合格できず泣いているのに、何も準備をしていなかったのに合格させてもらったんだから、あの子たちの為にもやってみなさい」と言われたそうですね。
あの頃から、ずっと運命の糸に引っ張られてきたのをご自身で感じておられていたのだと思います。途中何度も辞めようと思って止められていて最後とうとうトップスターになったこと、この波乱万丈のタカラジェンヌ人生、そんな運命の波をすべて引き受けた、、そんな悟りの境地のような神々しささえ感じます。
みっちゃんのビジュアル叩き、もう今更あんまりないと思うんですがまだありますか?悪名高き2chでももうあまりないと思うけど。。。他に叩くところがないからそのあたりしかないんですよ。あと挨拶がわざとらしすぎるとか(笑 何とでも言います。
みっちゃんのビジュアル叩きはそれはもう、メイクの下手さと、私服がオサレだからでしょう。下級生の頃はビジュアルだけだと言われていたんですから、、元の素材の話では全くないです(笑
メイクはね、、ほんと下手です。とはいえ、桜華では10年前くらいの素晴らしいビジュアルが戻ってきてますよ。最後の最後に昔の美貌が戻ってきていてびっくりしました。他のライトなヅカファンブロガーさんもおっしゃてたから、同じ思いの方はおられるようです。
今日は
ニャン魚さん 一路真輝さんの イルモンドの動画 ありがとうございました。
この時代のトップさんは 皆んな聴かせる歌を歌っていたなぁと しみじみ思いました。
私の知る限りでは 天海祐希さんが はっきりと口パクで「ありがとうございました」を毎回言ってたのです。
みち子さん ここ数ヶ月で すごく綺麗になったと思います。
最近「記者と皇帝」チラ見したのですが
今の方が 絶対に美しいわ。
お稽古と 様々な取材で超忙しいはずなのに 写真集やポートの美しい事!
プロのメイクさんの力でしょうか。
いやいや きっと ラストにかける充実感で輝きを放っているのでしょう。
好きになるのが遅すぎたけど 現役トップ時代に間に合って 良かった〜
zukamenさんのご実家には 沢山荷物が届いて びっくりされているのではないでしょうか?
たれぱんださん、こんにちは。
ファンは北翔海莉の実力だけではなく、普段のその人柄に惚れてしまったひとが多いと思います。
腰は低いしよく気がつくし、下級生たちが鏡にしているのも分かるような気がします。
僕はあのシワクチャになる笑顔も実は大好きなのですが(笑)。
ムコさん、こんにちは。
ああ、サヨナラショーでは組長が北翔海莉のメッセージを読んだのですね。
映像ではほんの少ししか出ていませんでしたので、知りませんでした…。
彼女のご両親も立派で頭が下がります。
15歳で家を離れた彼女にとっては宝塚生活のほうが長くなってしまいましたが、それでもあのご両親にして北翔海莉あり、という気がします。
僕はメイクのことはあまりよくわからないのですが…確かに彼女は舞台を降りた普段の顔のほうが数倍美人に見えます。
さえぽんさん、こんにちは。
おお、天海祐希も口パク「ありがとう」でしたか!
僕は覚えていないんです。
北翔海莉はキレイになりましたね。
ふっきれたというか、これで最後の輝きというか…。
そうです、実家には色々届いているので、母がビックリしていました。
今頃また宝塚熱が始まっちゃって…と。
ちょっと昔のタカラヅカには、本当に「聴かせる歌」を歌うトップさんがたくさんいましたね。
杜けあきが退団サヨナラショーで歌った<That’s Life>はショー「ブライト・ディライト・タイム」で歌った歌だそうですが、同じ歌を何かのチャリティのときに(東日本大震災だったかな)歌っているのをyoutubeで見ました。すごかったです。本家のF.シナトラを完全に超えていたと思います。
北翔海莉の<IL MONDO>は,杜けあきにとっての<That’s Life>になるのではないかと思います。みっちゃんの人生の節目節目で歌われて、さらに深みと凄みを増していく歌。その歌い手の本質にかかわる歌。ーーこの歌を北翔海莉のために用意したとは、さすが岡田敬二先生!
「ロマンス!!」は不思議なレビューで、1回目は「つまらん」「古くさい」「トップコンビ退団公演なのに大階段黒燕尾群舞なし、デュエダンなしってひどい〜〜」と思うのですが、2回3回と見るうちにとても心地よくなってきます。
今日は2階後方席からの観劇でしたが、<IL MONDO>群舞はステップの流れがとてもきれいで感動しました。平面には大階段にはない良さがあるなあ、、と。
東京公演になってから「桜華〜」では泣けませんが<IL MONDO>では毎回滂沱の涙です。