僕は昔から「熱血モノ」の多かった少年漫画より、もっとストーリーに深みのある少女漫画のほうが好きでした。萩尾望都、池田理代子、木原敏江、竹宮恵子、大島弓子などなど…。
もちろんそれは僕が10代のときから20代にかけてのころ、そして日本を離れてからは全くそうした漫画からは離れていました。
ところが、先週宝塚ファンの方たちのおしゃべりからZUCCA×ZUCAという漫画のことを知りました。いや、もちろんコアな宝塚ファンの皆さんはずっと前からご存じなのでしょうが、僕は聞いたことがなかったので「おや、宝塚の漫画まであるんだ」と興味を持ちました。
宝塚小説ならば、先日中山可穂の「男役」を読んだことがあるのですが、漫画は初めてです。
ZUCCA×ZUCAは宝塚歌劇を観る宝塚ファンの目線だった
さっそく最初の一巻を買ってみました。
最近はこうした日本語の読み物はKindleで買うことが多いです。海外航空便を首を長くして待つこともなく、すぐに読めるというのは(いくら紙の本が好きでも)抗し難い魅力があるのです。
どんな漫画か全く知らずに読んだわけですが、宝塚のコアなファンたちの実態がわかって非常に面白かったです。
それも、自分たちのことを茶化しているようでいて、実は妙に物哀しくも楽しい真実味があるのです。
組の集合日に1日中ドキドキハラハラしながら劇団のニュースを待ったり、初めて来た宝塚大劇場に向かって涙ながらに「ただいまー」と叫んだり。
いや、僕も初めて大劇場に行ったらやっぱり(「ただいまー」と叫びはしないけれど)感慨深いだろうなと思いました。
コアな宝塚ファンの生態が楽しい
しかし、「ハンディおとめ」なんてあったんですね…まるで宝塚ファンのハンドバッグに入るべくして生まれたような小冊子ではありませんか。こういうものがあれば、僕のようにうろ覚えで「一体あの子の名前は何だったんだ」と考えてしまうこともないわけですね。
もっとも宝塚ファンには優しいひとが沢山いるので、僕も観劇を再開してから何度もそういう「うろ覚え」と「無知」を訂正してもらっています。ありがたい。
もうひとつ驚いたのは、お茶会にみる社交界かと見紛うばかりの気合いの入ったおしゃれ。僕はお茶会というものに行ったことがないので、桐生のぼるのファンクラブに入っていた妹に聞いてみました。
「まさか…そりゃおしゃれしてくるひとも多かったけど、そのまま電車に乗れないようなカッコのひとはいなかったよ」
でも妹の場合は30年以上前のお茶会ですからね…。
チラシと言えば、もう次の東京公演はは3週間後だから絶対観られない、とわかっているのにやっぱり僕ももらってきてしまいます。
しかし、結構たくさん取るひともいるんだなあと思っていたら、なんと飾る用と保存用ともひとつ保存用(予備)だったんですか。これも何となくわかるような気がします。
それともうひとつ。僕もビデオデッキが欲しいです。(何を言っているか宝塚ファンならわかるはず)
興味津々でやはり10巻までポチリと
1巻目を読み終わって、これなら仕事の合間の移動時間にさらりと読めて微笑んで、また仕事に戻れるとわかりました。ひとつひとつの漫画が短いのも読みやすいと思います。
時代的には僕の読み終わった1巻は、水夏希の退団時期なので2010年前後ですが、これからもっと新しい生徒さんたちも沢山出てくるのでしょう。そんなわけで、結局全巻買ってしまいました。
こういう「コアなファンの生態」は、僕のように長いこと離れていた旧宝塚ファンにとってはとても新鮮だし、また「ハンディおとめ」のように知らないことも学べて助かります。
読んだことのない方は(あまりいないと思いますが)ぜひ一度お手にとってみることをお勧めします。
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コメント
お久しぶりです。しばらく更新がなくて、宝塚から離れられたのかなと寂しく思っていましたが、また嬉しく記事を読ませていただいております。
2,3年前にヅカメンさんの行動と、同じことをやったので(つまり10巻大人買い)嬉しくなって出てきました。今でも時々読み返して、みっちゃんファンの中村さんに「わかる」と同意したりしています。
みっちゃんの「ふたり阿国」楽しいですよ。みっちゃんの魅力満載です。DVDでもご覧になる機会があるといいですね。
こんにちは、きょんさん。お久しぶりです!
こういう漫画を読むのは初めてなのですが、なんだかコアな宝塚ファンがいじらしくて楽しかったです。
10巻買ってしまったので、とりあえず2巻目を読むことにします。結構楽しみにしています。
「ふたり阿国」はDVDとか出るのだったら絶対買いたいのですが、果たして…。