梅田劇場で新生星組の「ロックオペラ モーツァルト」が始まりました。
北翔海莉が退団してからもう何年も観ていない星組の舞台ですが、今回の初日舞台を見る限り、かなり若々しい雰囲気となっていました。
トップコンビの礼真琴と舞空瞳はどちらも首席で入団した「超」がつく優等生で、安定した歌とダンスを見せてくれることでしょう。特に礼真琴は以前から素晴らしい舞台で、とても気になる存在でしたから。
彼女に関しては主役となった「かもめ」と「阿弖流為」について、記事にしてあります。
2014年の「かもめ」ではまだ芝居には精進が必要、と書きましたがそれも「阿弖流為」では見事な存在感となって会場を圧倒していました。今回の「ロックオペラ モーツァルト」ではどんな舞台を見せているのか、こればかりはとてもナマの舞台を観るわけにはいきませんので、DVDの登場を待つしかないようです。
僕にとっては舞空瞳はまだ未知数なので(というより舞台を観ていないので)何とも言えませんが、初日の短い映像を見る限り若い可憐な娘役ですね。歌も大変上手ですし、ダンスも無難にこなしています。もう少し声量が出ると舞台を席巻できるのではないかと思いますが、なにしろ初日映像のみですので、もう少しきちんと観てからのお話です。
舞空瞳は八頭身美女というのでしょうか、すらりとした若々しい肢体が魅力的です。男役としては高身長とは言えない礼真琴に合わせるように、ヒールの低い靴を履いて調節しているようです。礼真琴は高いヒールを履いていますから、あまり身長差のないふたりでも舞台では立ち姿の美しいトップコンビとなっています。こういうところが宝塚のすばらしさでもあります。
「ハッスルメイツ」の和希そらと天彩峰里が同じような背丈のコンビでしたね。
しかし、礼真琴は168センチですか? 現在ではこれでも男役としては背が低いほうなのですか…感慨深いです。舞空瞳の164センチは僕が頻繁に観劇していたころの宝塚では男役の平均身長だったと思います。往年の亡き順みつきなんてたぶん160センチあるかないかのひとだったのですが、それでも舞台では男っぽさが売りでとても大きく見えたのです。
いずれにしろ、これまたドーヴ・アチアの大ヒット・ミュージカル、そして有村淳の鮮やかで斬新な衣装ですから、礼真琴・舞空瞳トップコンビの代表作となることは間違いないでしょう。
1日も早く全編を観たいものです。
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