明日海りおの退団後については、ネットにはあまり情報がありませんでした。
そりゃ「ファンクラブができた」や「XXの観劇に来ていた」などの噂は見ていましたが、実際の仕事に関しては「研音に所属した」だけでした。
ところが、今回日刊スポーツで「ディズニーの実写映画ムーランの声に」という記事を読んで、ほうと声が出ました。
声の出演だと七海ひろきの活動が目立ちますが、それ以前には確か涼風真世がテレビ漫画の「るろうに剣心」でやはり声の出演をしていました。涼風真世の場合は単発で、それ以外の声優としての仕事をしていたという話は聞きませんでした。
あれだけ華やかな舞台の仕事をしてきた元花組トップの明日海りおが、最初の仕事として声だけの出演をするということ自体に少々驚いています。
というのも、僕の知識量のせいかもしれませんが、宝塚以外の舞台人たちで声優という仕事を得るひとたちはごく少数だからです。
ちなみに、オーストラリアでは聞いたことがありません。声優というのはそれだけで成り立つ専門職だからです。
男として軍隊に入るムーランの姿が元男役の明日海りおに重なったため、彼女にも映画の広報にもいい機会としてとらえられたのでしょう。彼女の初仕事として、まずは外の世界で名前を知られるチャンスになると僕は思います。
こちらのYouTube版の紹介映像ではすでに吹き替えになっていますおで、明日海りおのムーランの声が聴けます。
写真を見ると、すっかり女性らしくなった明日海りおです。
宝塚のころはスーツなどの男役としての「衣装」が多く、髪も染め、姿勢と仕草も少々男っぽかったためか、こうやって自然な笑顔の明日海りおの写真を見ると、これからは普段は自分らしく生きられるね、と応援したくなりました。
他の写真では爪もほんの少し伸ばしてマニキュアもし始めたようで、今までできなかったことを色々と試しているようです。
でも、舞台。
僕は明日海りおの将来の舞台に大変興味があります。そして、彼女こそは外の舞台でも大輪の花を咲かせてほしいと切に願っているのです。
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