宝塚歌劇も近い将来DVDよりストリーミングの可能性を考えてほしい

ヅカ独りゴト
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以前にも書いたのですが…DVDやブルーレイではなくストリーミングの可能性について、もう少し書きたいと思います。

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日曜日は雪組「ファントム」の千秋楽でした。東京宝塚劇場のチケットが手に入らずに、一時帰国の際観劇を断念した舞台です。 月組「オン・ザ・タウン」は楽しかったのでラッキーでしたが、それでもネットで「ファントム」の評判を見るにつけ、ナマの舞台が観...

 

オーストラリアではDVDレンタルがほとんど全滅した

 

オーストラリアには、10年前までBlockbustersというレンタルDVDの店がなんと全国に9000店もありました。僕も会員証を持っていた店で、休日にはよく足を運んだものです。今では、それが西オーストラリアの州都パースに1店舗あるだけです。

世界中に展開されている巨大なストリーミングサイトのNetflixがDVDレンタルを凌駕してしまったと言われています。

ただし、それだけではなくiTunes StoreもHuluもその他のストリーミングサイトがあっていつでも観られるように「買う」こともできますし、レンタルもあっと言う間にできます。日本でも、同じように、HuluやAmazonやGyaoやU-NEXTなどたくさんのストリーミングサイトが乱立している状態です。

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今の時代、ストリーミングの可能性は無視できない

 

その中にあって、これだけファンを集めている特殊な劇団がストリーミングに関してはかなり遅れているのが理解できません。

その一部をGyaoやAmazonや楽天TVに委託して販売していますが、全てではありません。例えば、かなり昔の舞台などもスカイステージでは再放送しているようですが、それらはこうしたストリーミングサイトでは全く観ることができません。

従来どおりにスカイステージを衛星放送版として据え置くのは、定期加入者が多いことを考えると道理だと思います。でも、様々なひとたちが不満を持っているように、「観たいときに観る」というオンデマンド体制ではありません。だから、皆わざわざ時間をタイマーで指定して録画しているのです。

ストリーミング体制にすれば、DVDやブルーレイをわざわざ予約して発売日を待つ必要もなく、品切れもなく、高額転売をもくろむひとたちも淘汰できますよね。また、番組表とにらめっこをして、いつ何時に録画予約をしなければならないのに、ちょっと忘れて見逃してしまった…ということもなくなります。

 

DVDとBDはこれからもっと衰退するのだが…

 

これだけ増えたストリーミングに対抗するように、いまだにDVDやブルーレイに固執する意味がわかりません。

僕は毎回出張のたびに大量のDVDをスーツケースに入れてオーストラリアに戻ります。DVDしか宝塚歌劇を観る手立てがないからです。おかげで、大量に処分した映画DVDの棚を最近では宝塚歌劇DVDが占領し始めています。

舞台を観る限り、断捨離は望めない状態です。

ご存じのように、ストリーミングにすればスカイステージの衛星放送と同じように加入者を募ることはできますし、また加入者は好きなときに好きなだけ自分の観たい番組または舞台を観ることができます。

現代は、コンピューター(またはスマホやタブレット)でインターネットを介して快適にどこでも観られるストリーミングが進化し続けているのです。

宝塚歌劇団も、そろそろこうしたストリーミングの可能性を真剣に考えるべき時代に入ったのではないでしょうか…と思いながら、大量に棚に並んだ宝塚DVDの列を見てはため息をつく毎日です。

 

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