ネットで偶然「蛇のダンス」を見つけました。
2004年の「タカラヅカ絢爛」の1シーンだそうですから、すでに11年前のものです。
その当時トップであった湖月わたるとまだ研四の新人柚希礼音のデュエットです。
偶然とはいえ、僕はこの画質の非常に悪いダンスに思わず惹きつけられてしまいました。
パーカッションだけのリズムが蛇の鳴き声を思わせ、そのリズムに乗って湖月わたる(男役)と柚希礼音(娘役)が全身を不思議な角度で使い踊っています。特に柚希礼音の動きは、体の部分を別々にそして自由自在に操り、モダンダンサーとしての強みを遺憾なく発しています。それぞれの骨の動きが、蛇の細かい背骨と同じように表現され、彼女の体がまるで蛇になったかのようです。
湖月わたるもとびきり上手いダンサーですが、この「蛇のダンス」においては柚希礼音のあまりの完璧な表現力に圧倒されているようです。観客の目は柚希礼音の一挙手一投足に注がれていたことでしょう。
若い彼女のその後の可能性と活躍を想像させる一場面でした。
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