闇より妄想が広がる話

ヅカ独りゴト
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先日、こちらでオーストラリア版のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を観劇しました。

マリア役はこちらで有名なバイオリニスト。バイオリンのソロコンサートなどでも活躍していますが、歌も素晴らしく、現在ではミュージカルに出演することが多くなっています。フォン・トラップ大佐はドラマで有名な俳優でした。少々歌が弱いようですが、押し出しも芝居も立派で気品があります。子供たちは未成年者ということで、全国ツアー先で調達され、それも役替りです。こちらの夜公演は普通7時半−8時に始まりますから、未成年者には時間制約があるのです。

しかし子供たちはとてもかわいらしくて、何度も観客の涙を誘っていました。ずるいなあ、子供と動物は。どうしたって、感動して泣いてしまいますからね。
ということで実は今回は妄想のお話。

この「サウンド・オブ・ミュージック」を観ている最中に、北翔海莉の顔がぽっと浮かんだのです。僕自身、思わず「えっ」と思いましたが、たしかにマリア役の女優はそのほとんどが金髪のショートヘアです。映画のジュリー・アンドリュースもそうでしたね。ボーイッシュな雰囲気で、女らしいとは程遠いおてんば娘です。

なんとも唐突ですが、僕は本当に北翔海莉のマリアが見てみたくなりました。
普段は「このひとにこういう役を」とか「退団したらこんなふうになって」という妄想にはほとんど興味がないのですが、これだけはなぜか声を大にして言いたいのです。
「みっちゃんにマリアを演ってほしい」と。

他の役は日本人のミュージカル俳優には疎いので、全く見当がつきません。
でも、彼女があのフォントラップ大佐役の男性とのキスシーンをやっているなんて考えるのはちょっとなあ…外部ミュージカルは宝塚と違って、本当にキスするからなあ。
稽古で、「みっちゃん、ラブシーンは男からだからリードしないでね。覆いかぶさらないでね。それから手を差し出すときは上からね。男が下から手を出したら、上に載せるだけね」と言われている彼女が目に浮かびます。

すみません、あくまで妄想ですので、このへんでお後がヨロシイようで。

コメント

  1. にゃん魚 より:

    私の妄想は……
    藤山直美さんが2代目藤山寛美を襲名して、みっちゃんが2代目藤山直美を襲名して、二人で勘三郎が客演していた頃のようなスーパー芸達者松竹新喜劇をやって欲しいです。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」みたいな男女入れ替わり劇とか、いっそ女剣劇一座なんてのもいいかも。香川照之が俳優のときは香川照之、歌舞伎では市川中車を名乗っているように、北翔海莉もふたつ名前を持てばいい。みちこならできる!
    でも直美さん、香川照之とのNHK対談で「襲名はしません」って断言してるんですよね。妄想は妄想のまま終わりそうです。

  2. にゃん魚 より:

    「真夏の夜の夢」→「十二夜」ですね。
    ヴァイオラを直美ちゃんで。北翔さんは他の主要役どれでも演れそう。

  3. ペン吉 より:

    こんばんは。
    私もただの妄想話ではございますが、みっちゃんがトラップ大佐役でも良いのではないでしょうか。潤色ということで、「エリザベート」のように男女の比重をちょっと変えてしまえばいい話では・・・。そしてメリー・ウィドウのように歌のパートも変えて、マリアの歌も大佐に歌わせてしまえば良いかと。
    壮一帆や大和悠河のように、退団後もなお男役を演じるケースもあるわけですし。
    みっちゃんならなおさらです。
    実は今年、帝劇版1789を観劇しました。アントワネットは凰稀かなめと花總まりとダブルキャストで、幸運にも両方拝見することが出来ました。
    終演後のトークで、出演者の誰かが、フェルゼンの立ち姿がかっこいいのはかなめさんの指導のおかげという趣旨の話をしていて、ものすごく納得してしまいました(この辺妄想による勘違いが入っていたらすみません。最近夢と現実の区別がつかず、現実にはこんなトークは無かったかもしれません)。
    現実にはないからこその美しさを放つ宝塚の男役芸は、一般のミュージカル俳優さんのスキルとも異なるものであり、退団後すぐに手放してしまうのは惜しいところです。だからこそみっちゃん主演のトラップ大佐編が見たいなと・・・。
    余談ですが、凰稀かなめの「ヘタレアントワネット」は非常に興味深かったです(けなしているのではなく、そのような役の解釈ぶりについて、俳優としての彼女を見直しました)。これはまたの機会に。

  4. ムコ より:

    サウンドオブミュージックやってほしい!!
    メリーポピンズでもいいかな?
    ジュリーアンドリュースの役いいなぁ、、、
    外のキスシーンね、、、サウンドオブミュージックくらいなら許す!
    ジュリーアンドリュースだって、さほどセクシーな、、
    ものには全くなってないし、そういう役をやってほしいな。
    で、、卒業して2年くらいしたら、蘭とむさんみたいに
    結婚してほしいーー。
    それなら旦那様が許せる程度のお仕事にされると思うので。。
    (外の舞台はお色気系がどうしても多いもの)
    あとどーしてもあんな素晴らしいDNAは残してほしいんですよねー。
    幸せになってくれるなら、その期間舞台休んでも
    ファンは我慢します!!
    ・・・でも、男役ファンで、自分が結婚してて子供がいようが
    スターが結婚したら絶対イヤって人も結構いるみたいなんで
    皆さん卒業後は色々進路に悩まれるでしょうけどね。
    ほんっとファンは身勝手だなぁ。。笑

  5. zukamen より:

    にゃん魚さん、こんにちは。
    なんだか妄想が妄想らしくなってきていて、素晴らしいです(笑)。
    シェークスピアの「十二夜」はいいですね。映画化もされていますが、僕は芝居で何度も見ました。
    女剣劇一座!浅香光代みたいですね。
    でも北翔海莉は殺陣も上手いらしいし、お化粧も時代劇のほうがサマになっているし、ふむ。なんだか良いかも。
    いやー、妄想って楽しいですね。

  6. zukamen より:

    ペン吉さん、こんにちは。
    おお、今度は「サウンド・オブ・ミュージック」のフォントラップ大佐。
    こればかりは僕も視野に入っていませんでしたが、なるほど。
    そう言えば、男女入れ替わりでしたら「ビクター・ビクトリア」というのもありましたね。
    これもジュリー・アンドリュースです。もう少しオトナの味のはいったミュージカル・コメディーでした。
    僕はこれも大好きで、やはりDVDでもっています。
    凰稀かなめの「ヘタレアントワネット」、気になりますねえ…お時間のあるときにでもぜひお聞かせください。

  7. zukamen より:

    ムコさん、こんばんは。
    そうなんです。ジュリー・アンドリュースの若い頃のミュージカルは北翔海莉に向いていると思うんですよね。確かにそれほど変に女臭くない演技ですし。
    ところが僕は「ビクター・ビクトリア」も大好きなのですよ。
    映画が出た10年後ぐらいにはジュリー・アンドリュースは舞台版ミュージカルにも出ていて、トニー賞の候補になったくらいです。
    日本でも確か貴城けいが演じたと思います。
    ただし、これはちょっとお色気も入ったオトナ向けのミュージカルなんです。北翔海莉にはちょっとセクシーすぎるかなあ、と。
    でも本当に楽しい映画ですので、もしまだ見ていなかったらぜひ御覧ください。

  8. ストレッチ友理子 より:

    うわ〜(≧∇≦)みっちゃんで、サウンドオブミュージック!ピッタリだ!
    すぐ想像できる!絶対観たい!
    私、シスター役ぐらいなら出来るかなー?(笑)
    妄想は楽しいヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  9. よーこ より:

    ビクタービクトリアは確か、元雪組の高嶺ふぶきさんが退団後の舞台で演じられていますね
    初演のエリザベートで高嶺さんが演じられたフランツが素晴らしくて、惚れました
    フランツ繋がりで北翔さんにも。。。
    しかし、彼女のお色気は残念ながら想像がつきません
    素晴らしく色っぽいスタイルの持ち主だとは思うのですが。。。
    どーみても中身は無邪気な侍(笑)
    サウンドオブミュージックでいうと、マリアの上司?のシスター。。。失礼しました
    私も北翔さんはステキなお母さんになると思うので
    退団したら幸せな結婚を祈っています
    彼女は家庭も育児も舞台の仕事も見事に全部やってのけそう♪

  10. zukamen より:

    ストレッチ友理子さん、こんにちは。
    北翔海莉のマリア、なんとなく想像できますよね。
    本当にやってくれると嬉しいんですが…どうでしょう。
    あと少しで退団ですからね、「前向きに」検討しておかないと僕も寂しいんです…。

  11. zukamen より:

    よーこさん、こんにちは。
    おお「ビクター・ビクトリア」は高嶺ふぶきも演ったのですか?僕は貴城けいのをYouTubeで見ました。彼女は声も色っぽくて、楽しい舞台だったようです。
    うーん、しかし「ビクター・ビクトリア」は北翔海莉には似合いませんね。どう考えても彼女を売り出すあのゲイのトディーでしょう(笑)。または、彼女と恋に落ちるキング役。
    ああ、この話をしていたら、また映画を観たくなりました。DVDは持っていますので。
    蘭寿とむも電撃結婚しましたからね。
    僕は北翔海莉と結婚できる男に嫉妬しそうです。彼女のようなひとを独り占めできるなんて…(以下略)

  12. たれぱんだ より:

    記事を拝見しに参りました(笑)どれも、うんうん、と頷きながら拝読していたのですが、この記事はまさにそう!と。北翔さん、マリア役、ぴったりだと思います。以前から思っていたのですが、皆様、感じる事は同じなのですね。で、トラップ大佐は山口祐一郎さんか石丸幹二さんで。(ヅカメン様、ご存知ないかな…。)この作品、中学の音楽の授業でLD(時代が…)を観せてもらい、ミュージカルが大好きになったきっかけの作品なので、実現したら絶対に行きます!蘭寿とむさん(友人の同級生なのです)も出て欲しいなぁ。あ、私もいきなりラブシーンは…(笑)以前、ファンだったスターさんが退団後直ぐの舞台を観に行った際、目の前でラブシーンを繰り広げられ…。直視出来ませんでした(笑)とは言え、皆様がおっしゃるように、北翔さんには結婚して、お母さんになって欲しいなぁ、と思います。確かに産休→育休は寂しいですが、彼女は絶対に良き妻、良き母になると思いますので。私の友人はそれこそ2番手時代からの一路真輝さんのファンですが、まさにそう言う休止期間も待ち続けて未だに東京まで応援しに行ってます。

  13. ゆく道 より:

    ジュリー・アンドリュースの名前を聞いただけで心が弾む思いがする。母親に初めてサウンド・オブ・ミュージックを見に連れていかれたのは確か小学生のころ。その後サントラを買い英語の歌も歌詞カードを見ながら必死に歌ったり夢中になったけ。ショートカットの飾りひとつない素のままの彼女が恋をしトラップ大佐と恋に落ちる。恋もこの映画が教えてくれた。
    名曲だらけでどのシーンも大好きだけど結婚式シーンは今でも私のベスト1で、あのドレスラインのカッティング美しさと布地の放つ高貴なまばゆい光に目を奪われた。あれ以降あれ以上のドレスは見たことがない。飾りを必要としないそのままの魂の美しい人のみに許されるそんなドレスだと今更ながら思いを強くしました。
    みちこさんははマリアそのものだし修道院から送り出される時のシスターたちが歌う「Climb Ev’ry Mountain」は今でも心震わせる素晴らしいシーンとして心に刻まれている。
    みちこさんに脳内変換みごとに成功です。
    The Sound of Music いいね 誰か企画よろしくです。
    あの大劇場千秋楽後花のアーチをくぐり組子の前を丁寧に一人一人を確認するように顔を見てゆっくりと歩く姿にどこぞの皇族の方のごとくのお手振りとTLでありましたが、とても優雅で高貴であの達成感に満ちたお顔を何度繰返し見たことか。
    (うちの旦那は会社から帰ると必ず千秋楽のみっちゃんのご挨拶を繰返し見ている。よほど琴線に触れる何かがあるのでしょう。桜華観に行こうかな、なんて言っています)
    私もみっちゃんの言葉に襟を正し生活せねばと。
    そうそう先日柚希礼音さんの雑誌社主催のトークショーに行ってきました。舞台に立つキラキラしたレオンに魅了されつつ、終わったので娘と2人早めに会場を出てトイレへ。トイレを出たところでレオンに遭遇(2mくらいかな)でもレオンは関係者に取り囲まれいわゆる芸能人ってやつ。 ついこないだまで手紙を手渡しできた身近なスターだったのにって、何だか遠い遠い人になってしまいました。(手紙を手渡しできるって考えたらすごいことよね)
    みっちゃんも手の届かない人になってしまうのかなぁ~

  14. zukamen より:

    たれぱんださん、こんばんは。
    やっぱり、マリアは北翔海莉ですよね!
    しかし、山口祐一郎は名前だけしか知らないし、石丸幹二は確かテレビのドラマで悪役を演っていませんでしたか?
    どちらもミュージカルのひとだとはネットで知っていますが、そうですね、一度は日本の宝塚以外のミュージカルも観てみたいです。
    ラブシーンは…うーん。(と、考え込む)

  15. zukamen より:

    ゆく道さん、こんばんは。
    皆さん、やはりマリア役を北翔海莉に、というご意見が多くて嬉しいです。
    僕は本当に適役だと思うんですが、企画してもらえないかなあ。
    結婚式のシーンは荘厳で美しいです。トラップ大佐も凛々しくてハンサムだし、いや心に残る場面とはこういうものでしょう。
    北翔海莉の大劇場千秋楽の挨拶には僕も感動しました。
    東京の千秋楽ではどんな言葉を残してくれるでしょうか。

  16. ゆく道 より:

    >あの大劇場千秋楽後花のアーチをくぐり組子の前
      組子でなくみっちゃんの会の前の誤りです
    山口祐一郎とは『オペラ座の怪人』『キャッツ』『レ・ミゼラブル』といった、世界3大ミュージカルへの出演 経験を持つミュージカル俳優この経験を持つ俳優は世界でもただひとりとかで
    『エリザベート』のトート、『モーツァルト』コロレドなど。
    186cmという恵まれた体格と肺活量で名曲を歌い上げますがご本にはとってもつかみどころのない不思議なお方です。
    何年も前にはまりまくりました。
    宝塚のOGさんとよく共演しておりますよ。

  17. たれぱんだ より:

    ヅカメン様、ご存知なかったですか。山口さんも石丸さんも元劇団四季の主演俳優さんで、ゆく道様がおっしゃるように、日本を代表するミュージカル俳優かと思います。私も山口さんが好きで、何作か四季退団後の舞台を拝見しています。石丸さんはまだ実際の舞台は拝見した事はないのですが、やはり四季出身の方だけあって、歌がお上手です。劇団四季は国内でレベルの高さは一番ではないかと思います。ただ、正直オリジナル作品があまり面白くない…かな。某代表様の演出が、はい。海外ミュージカルは面白いです。そりゃあ、宝塚に比べると派手さはないかも知れませんが、日本でミュージカルをご覧になるなら劇団四季はお勧めかと思います。私はミーハーなので(笑)、井上芳雄さんも好きです。(北翔さんが卒業後に早速共演か?との噂もあるようですが)なので宝塚から離れていた時も東宝ミュージカルを観たりしていました。

  18. zukamen より:

    ゆく道さん、こんばんは。
    ほう。すでに色々なミュージカルに出演された経験があるのですね、山口祐一郎。
    ちょっと動画サイトで探してみます。
    一度ぐらい宝塚以外の劇場も行ってみたいので。
    ありがとうございます!

  19. zukamen より:

    たれぱんださん、
    どちらも劇団四季ご出身でしたか。僕は昔一度CATSは観たことがありますが、それ以来全く観ていません。
    なるほどなあ。。。東宝ミュージカルも一度は舞台を観たほうがよさそうですね!ありがとうございます。