2020年宙組「アクアヴィーテ!! 」で上質な大人のレビューに酔う

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コロナ騒動を抜きにしても、とにかく忙しくて身体を壊しそうになり、しばらく能動的な活動はお休みしていました。
つまり宝塚のDVDは観ていましたが、楽しんでいただけで何も書いていませんでした。オーストラリアの舞台の批評もここ最近は全てお断りしている状態です。そうしているうちに、コンサートや舞台がほとんど中止になってしまいましたが。

そろそろ体調が戻ってきましたので、トレーナーもつけて本格的にジムのトレーニングを再開したところです。コロナのせいで「もしかしたらジムも休止になるかもしれない」と言われながらも、とにかく体力をつけなければと思っています。

この記事は、書きかけたまま放っておいた「アクアヴィーテ!!」を思い出しながら書きました。まあ、メモがありますから何とか。でも違っていることがあったらどうぞお教えください。

同じ公演の「エル・ハポン」についてはこちらの記事からどうぞ。

宙組「El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-」で初めてトップ真風涼帆を見た
やっと東京に到着し、取り敢えず宙組公演を観劇しました。 ギリギリだったにもかかわらず、まあまあの席が取れて満足。下手通路際の一番端の席ですが、かなり前のほうです。僕のようなノッポが普通に座っても後ろの人の視界を邪魔することなく観劇できて、...

 

ウィスキーの味を楽しむように、男役たちのキザさ加減を楽しむ

 

女装がすごい、とネットでは話題になっていましたが、確かに僕はぽかんと口を開けてみとれていました。

特にこの公演で退団した実羚淳。彼女の美しくどこまでも長い脚、そして巧みなダンスに周りからもため息が漏れていました。僕にとっては初めて見た男役でしたが、こういう生徒さんが思いがけないところでその才能を見せてくれるのが宝塚のおもしろいところですね。

和希そらもダルマ姿で登場。このひとは背が低いというハンデがありながら、歌にダンスにそして芝居にと全てにおいて突出していて、今回の舞台では色々な場所で堪能させてもらいました。背の高いひとたちの多い宙組で、こ

の登場の多さはやはり彼女の才能のたまものなのでしょう。

しかし、酒と言えば花組にも「SANTE!」というレビューがありましたが、あの華やかで明るい舞台とは違い、今度はウィスキーという大人の香りと味を主題としているだけあって、しっとりとした雰囲気で楽しいです。

しかし、この真風涼帆、芹香斗亜、桜木みなとというトップ、二番手、三番手は皆三人三様でおもしろい仕上がりになっています。特にあの客席降り。あまりのキザな台詞ににんまりとしてしまいましたが、あんなふうに見つめられてはファンも大満足でありましょう。

 

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羽山紀代美と安寿ミラの振り付けがスゴイ

 

ふたつ印象に残ったダンスがあります。

ひとつは羽山紀代美のあの独特の振り付け。あれは大地真央と黒木瞳の退団公演、1985年の「ヒートウェーブ」で、大地真央が最大限キザだった「ドリーミングウェーブ」。のちに2005年の羽山紀代美ダンシング・リサイタル「ゴールデン・ステップス」でも瀬奈じゅんを中心として再現されていました。

何と言ったらいいのでしょう、足を開き腰を落として腕を大きく前に振るダンスです。独特の動きで、あれを見たら「絶対、羽山紀代美だ」というくらい有名でした。

そのダンスにとてもよく似た動きがあって、プログラムで確認したらやはり羽山紀代美の振り付け。懐かしくなってしまいました。

 

もうひとつは、安寿ミラ振り付けのタンゴ。「振り付け:ANJU」となっていたので、最初誰だかわかりませんでした。振り付けをするときは名前を変えているのでしょうか。

いずれにせよ、真風涼帆の煙草をくゆらせるダンディーな男にからむ秋音光のセクシーな美女を堪能させてもらいました。真風涼帆もセクシーではありますが、四肢にまで行き届いた繊細でしなやかな秋音光の動きから目が離せませんでした。

 

ウィスキーグラスは買っておくべきだった

 

さて、途中で客席降りがあります。ところが、僕は一体どこでこのグラスが売られていたのかさえ知りませんでした。…というより、客席降りで「乾杯!」なんてやってもらえるなどと知っていたら、絶対探して買ったのに。

僕の席は1階下手通路側でした。

そして、それまで僕の隣でオペラグラスも出さずに静かに座っていた女性の腕が、やにわににゅうと伸ばされて僕の身体を乗り越えて通りかかった男役のグラスと乾杯した時に、とても羨ましくて「しまった」と思ったのでした。残念。

あの男役は一体誰だったのでしょうね。

 

英真なおきの秀逸な狂言回しと寿つかさのダンス

 

今回は英真なおきが狂言回しの「錬金術師」として、男役に女役に大活躍していました。英真なおきのレビュー登場は久しぶりだと思いますが、ヒゲをつけようがドレスを着ようが、安定した歌と存在感で舞台をひきしめていました。さすがです。

そして、もうひとりの活躍は宙組ではおなじみの、組長寿つかさ。このひとのダンスは昔から定評がありますが、今回もダンスではこのひとがいなければ宙組ではない、というくらい光っていました。

 

僕はやっぱりレビューが好きだと改めて思う

 

僕は芝居も好きですが、やはり華やかな宝塚レビューが昔から大好きです。
めくるめくような光と色と衣装、そしてそれにも増して舞台を彩るゴージャスな男役と娘役の歌とダンス。

今回はそんなウィスキーの香りたゆたう正統派の「レビュー」が楽しめて、久しぶりのウキウキとした足取りで東京宝塚劇場を後にしたのでした。

これは何度でも観たい舞台なので、DVD購入予定です。

 

 

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