退団した89期の美弥るりかと七海ひろき。
どちらも今までにない新しい「元」宝塚男役として様々な方面への活躍が期待されています。
七海ひろきが「優しいカレシ」または「宝塚から出たアイドル」としての地位を確立しつつあるのに比べると、美弥るりかは男でも女でもないアンドロギュヌス(androgynos)として、両性具有の神秘さと美しさを備えていて、一体これからどうするのか、ファンたちは厚いカーテンの隙間から少しずつこぼれる光を楽しんでいる今日このごろです。
宝塚在団時からそうした妖しい雰囲気を備えていましたが、退団してからはそのニュースが以前とは比べものにならないほど減ったのも、彼女の薄闇をまとった姿に影響しているのかもしれません。
ところが数日前に発表された「Numéro Tokyo」という雑誌のニュースで、美弥るりかが10ページに渡って特集されるということを知りました。
発売されたのは今日ですが、それと同時に彼女のショートムービーもYouTubeにアップされています。
僕はもちろんこの女性向けの雑誌「Numéro TOKYO」を全く知りませんでしたが、東京発信のインターナショナル・モード誌ということで、ファッションにも造詣の深い美弥るりかならではのインタビューも載っています。
「伝説の男役」というタイトルにもちょっとドキドキしますが、何よりも彼女の写真の美しさにはため息がでるほどです。あ、実は僕もKindleで電子版を買ってしまいました。どうしても見たかったので。
モロッコ風のエキゾチックな設定を背景に、美弥るりかが様々なポーズで登場していて、彼女のミステリアスな雰囲気が存分に楽しめるような写真の数々。彼女はこうしたファッション雑誌に取り上げられることで、新たな方向を模索しているのかもしれません。
今までにないこの美弥るりかという不思議な美しさを持つ元男役スターを、これからもメディアがほうっておかないのではないかと僕は思っています。
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