オンラインの宝塚歌劇ライブ配信について記事を書きかけていたところ、ニュースが次々と入ってきました。とてもオンライン観劇どころではない衝撃です。
まず、花組公演ですでに4名の感染者が出ていましたが、今日になって新たに7名の感染が発覚、クラスター発生と認定を受けてしまいました。
公演はもちろん当面中止となっています。
そして、夜になって今度は東京公演中の星組で出演者に感染者が出たことがニュースになりました。
こちらも「当面公演中止」の報が入っています。
あれだけ慎重に公演を準備し、神経質なほどの対応を劇場側そして観劇者側もしていたというのに。
日本では「感染」がまるでそのひとの過失であるかのような「自己責任」として、感染者を責める風潮があります。そうしたニュースがオーストラリアにも入ってきていますし、SNSでも「感染したことで肩身の狭い思いをするひとたち」の謝罪を見ることが多くなってきました。
宝塚のファンにそうした攻撃的流れがないのが救いですが、それでも4ヶ月もの待機期間を経てやっと公演が再開されたと思ったら、1週間もたたないうちに大劇場も東宝劇場も舞台中止に追い込まれてしまいました。
パンデミックとしてのコロナの恐ろしさを再び目の前に見て、今更ながら何もできない僕たちは、じっと耐えるしかないようです。
オーストラリアのビクトリア州(州都メルボルン)では、過去24時間以内に471名の感染を確認しています。各地のクラスターのせいで、外出は夜8時以降は禁止です。
宝塚再開そして東京宝塚劇場再訪を夢見る僕は、遠い日本に思いを馳せながら自宅から仕事をする毎日を過ごしています。
皆さんもどうぞお体を大切に。
オーストラリアでは「Stay safe!」(どうぞご無事で!)がメールを交わす際の挨拶のようになっています。
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