iTunesストアは便利なので、最近ではほとんど音楽はこちらで買っています。僕のコンピューターは全てアップルなので同期も簡単、家族で共有することもできます。
ただし、問題がひとつ。
英語圏やフランス語圏の音楽では経験したことがないのですが、日本の音楽は半分ほどが日本国内のみでの販売になっているのです。著作権の問題もあるのかなと思いますが、本当のところはわかりません。
それならなぜ英語の音楽は世界中で買えるのでしょう。そして、なぜ日本の音楽でも国外で買えるものがあるのでしょう。
そして、この宝塚歌劇の音楽も全てその「日本国内のみの販売」、つまり日本のiTunesストアのアカウントがなければ買えません。僕のアカウントはオーストラリアのものなので、実際日本の音楽は半分ほどが買えません。
実は、北翔海莉出演の星組公演「ガイズ&ドールズ」もiTunesで1幕と2幕に分断されていますが、そっくり買えるそうです。CDは売り切れ、劇団が再出版を検討しているあの「法外なプレミアがついて何万円にもなってしまった」DVDの公演です。
CDやDVDを買えなかったひともここから音源だけは購入できます。日本国内のiTunesアカウントがあれば。
そして、こちらはまさかの「こうもり」全1幕。
いや、どうしても国外から買いたいと言うならMoraを利用してダウンロードし、それをiTunesに落としてからまたiPhoneに落とすというシチめんどくさい転送方法を介してやっと聴けますが、そこまでするよりDVDの販売を待つかなという気持ちになります。
いずれにせよ、劇団側はあまり国外のファンには興味がないようで、近年やっと国外からの観光客用に大劇場と東宝劇場のみに限って国外のクレジットカードでチケットを購入できるページができましたが、それでもまだまだ国際的なステージとなるには、マーケッティングが足りないようです。国外の公演もたまにあるのですから、音源が「買える」ということも英語でや中国語で発信するべきではないでしょうか。
東京オリンピックに向けて、もう少しがんばって欲しい部分です。
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