宝塚公演の先行画像

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雪組「私立探偵ケイレブ・ハント」の先行画像が発表されたとき、あるブログで名指しで散々けなされた咲妃みゆ。僕は咲妃みゆが「メリー・ウィドウ」で見せた美しい姿を知るだけに、それはあんまりだろうと思いました。ひとの容姿を「美しく見せようとしていない」と一蹴するのは傲慢です。誰が「美しく見せようと」思わないでしょうか。

確かにその先行画像での彼女はうつむいて丸顔がいやに目立っていたのは否めません。ただし、それをけなすなら何百枚も写真を撮ったであろう専門の写真家のせいではありませんか? アングルとレイアウトは被写体には選べません。それをするのが専門のひとたちです。被写体が「美しく見せなければならない責任」を持つのなら、誰だってそれどころか僕だって先行写真を撮れるわけじゃないですか。

それなのに写り具合が悪いのを被写体のせいにするのは、あまりにも本末転倒です。どんなに被写体が良くても写真家の腕でいかようにもブスになります。反対ももちろん然り。現在では修正などお手の物のPhotshopなどというソフトウェアまであり、どのようにも被写体を美しく見せられるはずです。

それをしなかったプロの腕と怠慢さを僕は疑います。
いつも思うのですが、1番最初の先行画像というのは一体誰が撮っているのでしょうね。率直に言って金をもらって撮っているプロの仕事とは思えない写真が多くて少々ビックリします。

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