YouTubeでは時々著作権の規制が入って、「あなたの国ではこの映像は見られません」と出ることがあります。そうなったら困るなと、今回はVPNを準備して待機していたところ、全く問題なく観られました。
こんなふうにオーストラリアにいながら七海ひろきのライブが観られるとは思ってもみませんでしたから、本当に楽しかったです。
七海ひろきの若々しい笑い声とカジュアルな雰囲気
ライブはほんの少し遅れて始まりましたが、とても小さなスタジオに生バンドが入っていました。バンドマスターのリードギター、キーボード、ベース・ギター、そしてドラムの4人編成です。仲がよくて微笑ましい雰囲気でした。
七海ひろきは黒いTシャツに黒パンツのカジュアルな装いで、バンドのひとたちも同じような服装です。
そして声が、実にいい。
七海ひろきはお世辞にも歌が上手いひとではありませんが、それでも普段の話す声は魅力的です。低からず高からず、耳に心地よい声です。そして、何より笑い声が若々しくセクシーだと思いました。
おしゃべりもスクリーンの向こう側にいるファンに語りかけているようで、好感が持てます。ファンは、この親しみやすさに参ってしまうのでしょうね。
アルバム「KINGDOM」の新曲を披露
彼女はいつも何曲か作詞をしているようですが、今回のアルバムでは「愛し君へ」と題された曲の作詞も作曲も手がけています。多才なひとなのだなという印象を受けました。
曲は「僕」か「俺」から「君」への思いを綴る切ない曲が多いですが、KINGDOMから少々違う兄と弟の生き方を題材にした2曲が紹介されました。コメント欄にもかなり沢山書かれていましたが、アニメの主題歌にも使えそうな物語性のある曲になっています。
最後の爽やかな「ありがとう」に心が晴れ晴れとする
トークでもファンへの感謝を何度も口にしていましたが、最後の曲はなんと「ありがとう」でした。大きく手を振りながらファンへの愛と感謝を歌いあげ、美しい微笑みと投げキッスでライブは終了しました。
こちらでも今日という退団記念日についてファンへの感謝を延べています。
1年の間に「宝塚の七海ひろき」から「無印の七海ひろき」になり、その間にはやはり寂しかったり辛かったりしたことがあったようで、目をうるませていました。いつも明るくファンに対しては「妹思いのお兄様」の彼女にも、こんな一面があったのですね。
「宝塚出身のアイドル」としてこれからも前進し続けていく七海ひろき。
新型コロナの蔓延で「しゅんとしている」ひとたちを励ましたい、と始めたこの無料ライブ。観たひとたちは皆元気づけられたのではないでしょうか。僕も含めて。
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