仕事はしていますが、どうもオフィスに行かないとやる気というものが失せますね。
前回のスペイン風邪蔓延のときは100年前で、さすがにどんなに僕がジジイでもまだ生まれていません。というより僕の両親でさえこの世に出現していません。
現在のコロナ禍での百年前と違う点は、ネットで沢山の様々なニュースに家にいながらにして接することができるということですね。
ですから、僕ももちろんネットであちらをクリック、こちらをクリックしながら時間をつぶすことがあります。そして、ちょっとばかりいいサイトに当たることもあるのです。
今回当たったのはこちら。
MAQUIAという雑誌のサイトです。明日海りおの写真とインタビューが載っていました。
いやさすがにこの雑誌はなんだか女性のお化粧のことばかりで、僕には全くわかりません。
数週間前には七海ひろきのストーリー性のあるファッションということで、Kindleで某女性誌を買ってみましたが、それよりももっと「専門的」に化粧だけについての雑誌のようです。
困ったな。
ただし、オンラインのインタビューについては、少々感想を延べたいと思います。このインタビューが全てなのか、果たして雑誌にはもっと載っているかさえわかりませんが。すみません。
そのインタビューの中で、明日海りおはこう言っていました。
下級生時代、女役をいただくことが続いたときは『私は男役として必要とされていないのかな?』と悩んだこともありました。
これはもしかしたら『ME AND MY GIRL』で半年以上ジャッキーを演じていたときのことかな、と思い当たりました。
僕は何年か前の記事で、明日海りおのジャッキーについて触れていたからです。彼女のジャッキーはそれはそれは美しく、僕は彼女が男役だということが信じられないくらいでした。
そして、それが彼女にとって悩みだったということ、そして彼女の男役であることの難しさと切磋琢磨に改めて思い至ったのでした。確かに明日海りおの美しさは、男っぽさとは無縁の「女性としての柔らかな美しさ」だったからです。
だから、彼女はどうしたら「美しい男」または「女性から見た憧れの男」になれるか、日々研究に研究を重ねたのでしょう。
丸いアゴを感じさせないようなすっきりとしたリーゼントの作り方、低音の出し方、そしてそのまま歌に流れても音程のくずれない声。僕は2004年の「薔薇の封印」新人公演を録画で見たことがありますが、あのときのヘタクソな歌声がどうしたら10年もたたないうちにあのような美声になるのかと首をかしげました。
明日海りおは研鑽の人なのです。
そして、その彼女がこれから研音という後ろ盾のもと、研鑽を続けながらどのように女優として花開くのか、僕はそっと見守りたいと思っています。
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