雪組「幕末太陽傳」ー仮病を使って東京宝塚劇場に滑り込む

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突然ですが、日曜日に東京に着きました。

そして、今晩は「少々体調がよくない」ので宝塚観劇となりました。
えー、つまり仮病です。

接待ぐらいたまには仮病を使って休んでもいいと僕は思っています。大体午後すでに2時間もミーティングをしていたビジネス仲間と、夜まで一緒にいる必要はありません。

さて感想については、オーストラリアに戻ってからにします。簡単なメモはとってあるので、それを元にして書くつもりです。さすがに明日から金曜日まではとてつもなく忙しく、とてもブログ記事を書くほどの余裕がなさそうなので。
でも、ひとつだけ。

前方の席に髪をポニーテールにしているすらりとした女性の横顔が見えました。鮮やかなグリーンのブラウスを着ています。音月桂でした。周りがざわついて「けいちゃんよっ、音月桂よ」という声がしたのでわかりました。「もう、キレイなお姉さんにしかみえないわねえ」というため息混じりの声も聞こえます。その隣に座っている女性は、元娘役トップの舞羽美海でした。トップコンビは今も一緒に観劇をするのですね。そして、もうひとり一緒にいた背の高い女性は凪七瑠海でした。

周りの女性たちは僕などよりはるかに目も耳もよく知識も豊富で、耳さえそばだてていれば様々な情報が飛び込んできます。ありがとうございました。

 

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コメント

  1. ペン吉 より:

    こんにちは。実は私も昨日観劇していました。
    ショーで鳳翔大さんの銀橋コーヒールンバを聴きながら、ここにzukamenさんがいたらボロクソ書きそうだなと想像し、ふと笑ってしまいました。本当にいらしていたのですね。
    ちなみにあの歌は大ちゃんのひどいお歌の歴史の中でも上位1、2を争う出来だと思っています。でも、そんな宝塚のいびつなところが私は大好きです。美人がボエーと歌う姿に無上の喜びを覚えます。
    それはそれとして、お芝居いかがでしたか?
    もともとお芝居の好評なトップコンビですが、それにしてもかなり難しいものを持って来たなという印象を持っています。相反する要素の絶妙なバランスの上に始めて成り立つお芝居だと思いました。宝塚ですから映画の猥雑な空気感はかなりクリーンになっていますが、お話のベースになっている艶物の軽妙で洒脱で、ちょっとエロくてダークな感じがよく表現されています。
    これまでの退団公演の中では異色ではないでしょうか。主人公は歴史上の人物でもなければ、エリートでも野心満々の悪人でもありません。いろんな問題を抱えている、ぶっちゃけパッとしない人たちです。そんな彼らのイマイチ幸せでなさそうな人生における「根拠のない明るさ」を表現できるのはあのコンビにしか出来ないと思っています。幸いなことに、今回は大劇場での観劇の機会にも恵まれたのですが、結核(だったような)を患っていながらも機転と意地と明るさを見せる佐平次が、いまにも燃え尽きそうな早霧せいなに重なってみえました。
    退団公演はそのトップさんの個性を活かしたあて書きと言われていますが、今回は集団の力とトップの芝居の技量との一体感にひき付けられました。さすがは「絆」の早霧さんです。東京からは二階にライトがあたるようになり、上級生も下級生も日々違うお芝居をしています。特に冒頭のシーンでは目の悪い女郎や赤ん坊等、意味深な人たちがが行き交う中で、香綾しずる演じる鬼の木島が二階で遊んでいたり、ちゃっかり女郎に膝枕してもらっている彩風咲奈がいたりと、目がいくつあっても足りません。
    ぜひ後日映像でもご覧頂いて、改めての感想も伺いたいです(映像が販売されるのは大劇場の公演ですので、初舞台生の泣けるロケットもついています)。

  2. ピノ・グリ より:

    シレッと…いえサクッとご帰国されて、
    私が見れなかった舞台に限ってご覧になってる、ヅカメンさん。
    いいですね、雪組のチケット…。
    こっちは仮病不要の、毎日が日曜日の身なのにという文句は置いといて。
    幕間の長~いトイレ行列で後ろに並んでいるファンの方の会話とか、
    終幕後、ロビーに降りるエスカレーターの後ろの方々の会話とかで、
    細かい情報を手に入れたりすること、多いです。
    新生・星組の終幕後では、
    超ベテランファンのお姉さまお2人が、紅良かった・安心したと、話しておられました。
    大劇場に行く楽しみの一つです。

  3. 椿 より:

    日本にお帰りになられてるのですね。
    おかえりなさいませ。
    しかし、ハードなスケジュールをこなしてらっしゃると思います。
    お疲れを出されませんように!
    雪組公演、観劇されたのですね。
    感想が楽しみです!

  4. zukamen より:

    ペン吉さん、こんにちは。
    おお!何という奇遇でしょうか。
    僕はいつも滑り込み観劇なので、ご連絡できず残念でした。ご挨拶できたのに。
    鳳翔大のコーヒールンバは(僕がいつも座高を低くしてリクライニング状態で膝を前の座席の背にくっつけた状態にもかかわらず)座席からジリジリと滑り落ちそうになりました。あんなに背が高くてまるでスーパーモデルのような美人なのに、なぜにあんなに歌がヘタクソなのでしょうか。あまりにも美しく目立つのでいつもオペラグラスで追ってしまうのですが、ダンスももたつくときがありますね…。うーん、残念だ。
    二階にライトが?初めて観たので気づきませんでした。こういうとき、2度めだともう少し細部に目が行くのですが。DVDを購入するとしますか。
    詳しい感想は次のブログ記事で。

  5. zukamen より:

    ピノ・グリさん、こんにちは。
    はあ、もう完全に隠密行動(笑)です。
    端っこでしたが結構前のほうのいい席でした。僕は贔屓のひとがいるわけではないのでツケマツゲの長さまで測れるほど近くなくてもよかったのでちょうどよかったです。
    皆さん、僕よりファン歴の長いひととかたぶんファンクラブのひとたちもいるので、お話を聴くのも楽しいです。隣の女性も気さくに僕の質問に答えてくださいましたし。
    大劇場も行ってみたいですねえ。

  6. zukamen より:

    椿さん、こんにちは。
    いつも突然の帰国ですみません(笑)。
    ちょっと疲れましたが、さすがにこれからは少しゆっくりします。
    感想は後ほど!

  7. Ray より:

    初めまして。ブログ楽しく読んでます。80年代以来、宝塚から遠ざかってましたが、去年の秋頃から、柚香光ファンになりました。以前は遥くららファンでした。ひとつ気になったことが。『接待ぐらいたまには仮病を使って休んでもいいと僕は思っています。大体午後すでに2時間もミーティングをしていたビジネス仲間と、夜まで一緒にいる必要はありません。』全く同感です。しかし、ごくたまにの帰国だし夜は用事があるのでという理由は使えなかったのでしょうか?仮病を使ってもし、観劇の帰り、劇場付近でビジネス仲間とばったりなんてことがあったらと人ごとですが心配してしまいました。zukamenさんにとって、その時の状況でbestの言い訳だったのでしょうけど。日本の文化と習慣は面倒くさいものが沢山ありますよね。

    • zukamen zukamen より:

      こんにちは、Rayさん。

      ちょうどコロナ騒ぎで柚香光花組公演が休演になり、寂しいですね。
      僕は日本にさえ行けなくなり、これからどうしようと思っています。

      ご心配していただきありがとうございます。
      実は仮病のときはさすがに気が引けて、観劇の帰りにビジネス仲間とばったり…なんてことがないように、すぐにタクシーに乗ってしまいましたが。

      それも今となってはいい思い出です。