望海風斗の朝日新聞インタビューと明日海りおへの思いに感銘を受ける

雪組
画像引用元: 滝沢美穂子撮影https://digital.asahi.com/articles/ASM5L77GHM5LPTFC003.html?rm=402
スポンサーリンク

 

望海風斗の5月21日付朝日新聞のインタビュー記事を読みました。

心震えた望海風斗…生き様伝えたい 雪組「壬生義士伝」:朝日新聞デジタル
新撰組隊士の生きざまを描いたミュージカル「壬生(みぶ)義士伝」(脚本・演出=石田昌也)が、31日から宝塚歌劇団・雪組で上演される。浅田次郎の小説が原作で、主演のトップスター望海風斗(のぞみふうと)は…

美弥るりかの記事のあとで何だか89期の話題が続いてしまいますが、今回このインタビューで気になったのは、明日海りおの退団についての言葉でした。

「さみしさもすごく強いけど、ほっとした」と語っていることです。

同期として「ほっとした」と言えるのは、彼女が明日海りおの「命を削るような日々」を思ってのことでしょう。「命を削るような」という表現はかなり衝撃的ですが、それほど明日海りおが真摯に舞台に向かい続けた証であり、長期トップとして痛々しいまでにひとつひとつの舞台にあらん限りの努力を注いできたからだと思います。

そして、それを誰よりも理解し心配していたのは、やはり10代のころから一緒にいた同期たちだったのでしょう。

望海風斗はこれで2年間トップでいたことになりますが、同じ立場の明日海りおが蘭寿とむから引き継いだ花組をここまで長期に渡り(君臨と言っていいほど)維持してきたことが、同じトップとして、また同期として称賛したい思いでいっぱいだったのだと思います。

自分とその舞台に関するインタビューで退団する同期を語るのは異例かと思いますが、それでも僕はここで望海風斗の言葉に感銘を受けました。

 

最後にひとつだけ。
滝沢美穂子さん撮影の引用写真ですが、僕はカバー写真となっている「かっこいい望海風斗」の写真より、このあどけなさの残る笑顔の写真のほうが好きです。望海風斗の自然な笑いをまさにその瞬間とらえていて、舞台上では凛々しく美しい男役トップの普段の口元が優しく浮かんでいます。

いい写真ですね。

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村ランキングに参加中。クリックしていただけると嬉しいです。

 

コメント

  1. merry より:

    久しぶりにお邪魔します。先日壬生義士伝を観てまいりました。望海風斗の口から一声発せられた途端に物語に引き込まれ、なかだるみなく、最後の場面まで息詰まるような思いで観ました。あまりにも胸に迫るものが強くて。ファントムの役作りも好きでしたが、今回の人物像もとてもよく描き出されていると思いました。また、他の出演者の皆さんも、演技、歌共にレベルアップされてるような気が…素人目なのですが。またヅカメンさんがご覧になったあと、感想を読ませていただけると嬉しいです。

    • zukamen zukamen より:

      merryさん、お久しぶりです。
      おお、もうすで「壬生義士伝」をご観劇されたのですね。羨ましいです。雪組は最近望海風斗と真彩希帆の歌ウマコンビのせいか、躍進がすごくて目が離せませんね。とりあえず「ファントム」は買うつもりですが、壬生義士伝も購買リストにいれておきます。もしDVDが出るならば、ということで。