たぶんすでに知らない若い宝塚ファンのほうが多いと思いますが、往年の男役トップスター古城都は現在79歳。
主催していた舞台の専門私塾「芸術塾」は現在閉鎖されていて、現在はどうしているのだろうと思ったら、健在も健在、YouTubeのアカウントを作って動画を続々とアップしていました。
往年の宝塚舞台、そして当時の男役の裏話など、とても興味深く懐かしいお話ばかりです。どれも3−5分、長くても8分ほどの短いものですが、当時を知るファンにとっては貴重なおしゃべりだと思いました。ぜひご覧ください。
以前僕も記事にしましたが、2014年の宝塚100周年のときの話についても出てきます。
この100周年を記念して創設された『宝塚歌劇の殿堂』には、古城都も宝塚歌劇の発展に大きな貢献をした最初の100名に選ばれました。
そればかりか、当時も今も低音の歌声を聴かせるコンサートを開いていて、先日はこんな記事を見つけました。鎌倉芸術館での来年1月10日のチャリティーコンサートです。
声楽家としても活躍する池田理代子との共演です。彼女が漫画「ベルサイユのばら」の作者だということは、誰でも知るところですね。
これまでにも各地でコンサートを開催したり、ディナーショーで昔ながらの歌を披露したりと、古城都の精力的な活動には頭が下がるばかりです。
古城都はまだテクノロジーの発達していない時代の宝塚トップスターで、レコードやCDなどで彼女の昔の歌を聴くことはできますが、残念ながら映像は全く残っていないようです。僕が観たのは、先の記事も書いたとおり、初演の「霧深きエルベのほとり」です。映像が残っていなくても、写真を見たり彼女の歌声を聴いたりするだけで、当時の雰囲気がよみがえってきます。
いつかまた日本に行くことができたら、そしてそのときに彼女のコンサートがあったら、ぜひ現在のナマの歌声を聴いてみたいと思っています。
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