北翔海莉と沙央くらまがネスレの「スタートーク」に登場したので少々感想を

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北翔海莉が、2日前からアップされているネスレの「スタートーク」に沙央くらまと一緒に出演しています。とても短いクリップですが、今のところ3話まで一度に見られます。

 

北翔海莉の雰囲気がちょっと変わったような

ちょっと雰囲気が変わったように思います。
髪も長くなったし、前髪も下ろして美しく優雅なヘアスタイルです。話しかたは以前と同じくゆっくりと優しい雰囲気をかもしだしていますが、やはり全体的にふっくらと女性らしさが出てきて魅力的です。

前回の「スタートーク」の時と比べてみると、違いがわかります。

 

「宝塚☆スタートーク」で退団後の北翔海莉が語る
ネスレ日本の「宝塚☆スタートーク」に北翔海莉が出演するので心待ちにしていました。 ネスレ日本のホームページからも様々な宝塚OGたちの映像が観られますが、実はネスレは「日本ネスレ公式チャンネル」という公式アカウントがYouTubeにもあ…

 

でも、最近の彼女の普段のファッションは、僕にはむしろどんどんと地味になっていくように見えます。

宝塚時代はヘンテコなファッション(オサレ、と言うんですよね?)で有名だったそうですが、今はそれに反して花柄のワンピースやカーディガンやブラウスに地味なスカートばかりで、ものすごく「普通」なのです。普通すぎるのではないかと思いました。

「大地真央」風にとまでは言いませんが、女優なのですからファンのひとたちの中に紛れ込んでしまえるようなファッションよりはもう少し華やかな雰囲気がほしいです。

あんなに美しくて素材がいいのですから、誰かデザイナー専属としていつもそのブランドを着るのもいいかもしれません。いわゆる歩く広告塔ですね。ハリウッドでは女優たちがしていますが、オーストラリアでもよくありますし、皆センスのいい着こなしです。それとも専属スタイリストを雇うとか…。何とかしてほしいものです。

 

コーヒーの持ち方に国民性が現れる

この「スタートーク」ではいつも新しいネスレ製品が紹介されて、ゲストがそれを飲みます。今回も北翔海莉と沙央くらまが飲んでいましたが、その飲み方がちょっと興味深かったです。

どちらのゲストも手を添えながら飲んでいますよね。

コーヒーカップの取っ手を持つだけではなく、もうひとつの手を添えるというのは、僕のように海外生活が長いと実に新鮮に映るのです。こちらのひとは両手で持ちませんから。片手で取っ手を握るだけです。

実はこれ、日本茶を飲むときの自然で伝統的な所作なんですよね。コーヒーにもそれが現れるとわかって、何だかちょっと楽しくなってしまいました。

 

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酸素ボンベが必要な宝塚舞台

酸素ボンベの話は聞いたことがあります。
激しいダンスなどのショーでは舞台裏で酸素ボンベが用意されていて、生徒さんたちが酸素を補給しながら次のシーンに備える、と。例えば「LOVE&DREAM」のとき、ノバ・ボサ・ノバの場面などは大変だったようです。

北翔海莉が今回のこの「CLUB SEVEN ZERO II」出演では、久しぶりに「酸素ボンベを使わなければならないほどのエンターテイメント・ショー」だと表現していましたが、やはり宝塚時代というのはずいぶんとハードなスケジュールと舞台をこなしているのだと思いました。

退団すると(一部の女優さんたちを除いて)歌や芝居が主になりますから、普通は舞台上でハードに動き回るダンスなどが減るのかもしれませんね。

 

沙央くらまの低い声を初めて聞く

僕が沙央くらまの舞台を見たのは、彼女の退団公演「ひかりふる路」でした。
目鼻立ちが舞台映えする美しい生徒さんでしたが、ずっと専科にいたのですね。

舞台を男役の声で演じるのは当然なのでしょうが、Instagramなどで彼女の優しげな顔を見ると、とても可憐で男役を長年やってきたとは思えない風情に見えました。

だから、この「スタートーク」で初めて彼女の普段の声を聞いたときに、ずいぶんと低い声でちょっとびっくりしました。可憐な顔に似合わない結構太い声なのです。

舞台では男性的でエロティクなダンスを見せる湖月わたるが、いきなり普段の高くてかわいい声で話すのを聞いたときと同じぐらいの驚きでした。

こういうギャップがまた宝塚のおもしろいところだと思います。

 

昔々ネスレはネッスルだった

宝塚とは関係ないのですが、昔日本ではNestléを「ネッスル」と呼んでいました。ネスカフェのコマーシャルで「ねっするじゃぱーん」と言っていたのです。つまり昔はEにアクセントがないホントの英語読みがネッスルだったからです。

英語読みがネスレになったときに、日本語もネスレになったようです。

ネスレはスイスの会社ですから、実は「ネストレ」と読みますけどね。フランス語でもドイツ語でも同じです。語尾が「‥stle」でTを読まないのは英語表記の基準ですが、それでもEにアクセントをくっつけて読むように変更しただけでも大したものです。

 

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コメント

  1. merry より:

    初めてコメントを送らせていただきます。ヅカメンさんのブログを読むのが楽しくて、ずっと愛読させて頂いております。北翔さんのファンですのでなお一層。読みごたえがあり、共感する部分が多く、読後感もいい、宝塚関連のブログでは最も読みたいブログです。今後の記事も楽しみにお待ちしています。田舎住まいでなかなか北翔さんの舞台も全て観るわけにはいかないのですが、今度の「二人お国」は、思いきって東京まで✈️で遠征する予定です。きっと、諸々あったことを吹っ切って舞台で躍動する北翔さんの姿が見られるのではないかと期待しております。ヅカメンさんは、お忙しくて観劇はきっと難しいんでしょうね。DVD等発売されるといいですね。長々失礼しました。ずっと愛読者だったので、つい長くなってしまいました。

    • zukamen zukamen より:

      merryさま、
      はじめまして。
      僕の書き散らしメモのようなブログに、嬉しいお言葉をありがとうございます。

      「二人阿国」をご観劇とのこと、羨ましいです。
      僕はあとまだ少し仕事が残っていますが、数年で仕事から離れ悠々自適(となれば良いのですが…)の退職生活になると思います。
      そうなったら今度こそ大劇場観劇やらその他の観劇のために日本に一時帰国できるのですが、それまではたまに出張の際に出没するか、またはDVD観劇になります。
      北翔海莉の「二人阿国」、楽しんできてください!

      • merry より:

        ずっと読んでいたブログの筆者(?)の方から、お返事を頂けてビックリです。ありがとうございます。北翔さんは、藤間勘十郎シリーズにまたご出演と出てたような…色々楽しませて頂けますね。北翔さんに関するヅカメンさんのこれまでの記事を時々読み返しています。宝塚、とりわけ北翔さんの記事を楽しみにお待ちしています。ホントにヅカメンさんの文が大好きです。

        • zukamen zukamen より:

          merryさま
          励みになるお言葉をいただいて嬉しいです。
          これからも、また北翔海莉を含めた古い舞台についての感想が多いと思いますが、よろしくお願いします。