宝塚が生徒さんに対する誹謗中傷について告訴も辞さないという厳しい態度のメッセージを出しました。もう様々なかたたちがブログ記事にしていますよね。
にほんブログ村にアップされたブログ記事では「自責をこめて」と書いているひとが多いようですが、まったく問題のない批評と好き嫌いなどがほとんどで、結局はTwitterや悪名高い掲示板が問題なのだと僕は思います。
以前見たときには酷いことが書いてありました。宝塚生徒さんだけではなく、誹謗中傷とも言えないブログ記事を自分たちで誹謗中傷している書き込みが多くて、気分が悪くなりました。
結局、あの掲示板にたむろするひとたちがそれこそ「悪意を持った書き込み」をしているわけで、他人のブログを「誹謗だ、中傷だ」と指差して返って悪意と嫉妬を露見させているのにも失笑してしまいました。
何年も前にその誹謗中傷をする書き込みについて記事にしていますが、今やインターネットに棲む悪意のかたまりを持つひとびとは減るどころか増えている始末です。
ところが、宝塚のみならず、個人としても反撃を始めるひとたちが出てきました。そして、それを支援するグループや弁護士たちも。
告訴されたひとたちは、刑事訴訟の公式通告書が来ると「そんなつもりじゃなかった」と必ず言うそうですが、そうした公の話になるまで全く気づかないというのが僕には理解できません。
ネット上で何かを書けば、必ずIPアドレスというものが残ります。普段見ていてもわかりますが、例えば今僕が書いているものにもオーストラリアのIPアドレスが残り、末尾につく.auという省略形でこれがAustralia(オーストラリア)からの発信だということがサーバーからの開示要請をしなくてもわかります。
そして、誹謗中傷の書き込みはIPアドレスの開示要請があれば、個人情報、つまり住所や本名などさえ特定することは簡単なのです。
2ちゃんねるは「一度書いたら削除できない」とどこかで読んだことがあります。Twitterでもかなり頻繁に告訴が起こっているようですが、これも開示要請であなたの住所と名前は特定できるからです。どんなにたくさんの匿名を使っていても、たった1人のあなたが書いているということは明らかにできるのです。
ひとを誹謗中傷する際には、「匿名だから大丈夫」は現代ではありえないということを覚えておいたほうがいいと思います。
そして、晒されるのはあなたが「誹謗中傷の主」だと名指しで告発するブログの管理人ではなく、根拠もなくひとを悪意を持って中傷するあなたのほうだということも。
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